モリブロ

ここ最近はよく悩んでいる。

シフトを忘れる

 私はインテリなような、破天荒なような、適当なような、おっちょこちょいなような…、関わってる人によって印象が違うのは当たり前なんでしょうけど、私は自分は器用だけど、人間味のあるミスしがちな人だと思っています。何が言いたいかというと、バイトのシフトをすっぽかして1時間遅刻しただけなんですけど。前の出勤は、シフトじゃないのに出勤してしまいましたね、うんうん。可愛いね。

 でも、久々にバイトに出勤するとなかなか気分が晴れるものですね。卒論が終わったこともあると思うのですが、今日の私は明るかった気がします。やっぱり人類は、2日に1回くらい労働、いや労働じゃなくても、ボランティアでも、とにかく、なにか共通の目標に向かうプロジェクト…、いや、なんでもないです。人に必要とされている感覚や、完成されるべきパズルのピースのひとかけらになることは、心地がいいことじゃあないですか。これは、幸福なことです。

 でもね、こんな幸福に浸っていると、怖くなってきませんか。私は人を、世界を憎んでいたんです。今日の朝、いや、飯を食った昼、いや、アルバイトに向かう電車の中まで、憎悪の感情でいっぱいだったはずなんです。そんな自分はどこにいってしまったのでしょう。こんなことで人生に充足感を感じていることは、若い私を否定しているようで、裏切っているようで、やるせなくなります。そうして、私はこの不幸の螺旋から抜け出すことができないのかもしれません。

 それにしても、来年度から遅刻も寝坊もできないと考えると、四六時中ぴりついてそうで、さっき食べた豚キムチを思い出します。